非核化リビア方式をwiki風にわかりやすく解説!他の手法との違いは?

どうもこんにちは!!

北朝鮮が非核化を宣言し、
来月には初の米朝首脳会談が行われる
という

まさに、歴史が動く瞬間を迎えようとしているわけですが

アメリカのボルトン大統領補佐官が、
リビアのカダフィ政権が核開発計画を放棄する際に実施した
「リビア方式」を念頭に置いている」
と発表

しかし、北朝鮮はその手法に関してどうも納得もいかない様子

ところで
この「リビア方式」ってとはどのような方式なのか

正直わかりづらい部分があるかと思います

ということで今回は
・リビア方式についてわかりやすく解説
・その他の手法との違いは?
・リビア方式をとった場合北朝鮮はどうなるのか?

というナゾに迫っていきたいと思います

・リビア方式をわかりやすく解説

まずはリビア方式のリビアってなんのことかと言いますと

アフリカにある国のことです

なぜ、アフリカの国名がここで出てくるのか??

以前、リビアも北朝鮮同様の立場に立っており、
当時、リビアが核廃棄した方式に沿って
「リビア方式」と名付けられています

そのリビア方式の内容はというと


前提条件:すべての核施設へのアメリカの介入が大前提
・すべての核廃棄を完全に実行
・すべての核廃棄の確認が出来たら、経済制裁を解く

ちなみに、リビア方式という
○○方式は他にもあります

例えば

ウクライナ方式

・最初にその国の体制の保証を約束してあげる

・その後にすべての核の廃棄をしてもらう

わかりやすくいうと、
安全保障と経済支援を得た後に核を放棄するという方式で
強制力がないことがデメリットです

イラン方式

15年前後の間、核開発など核について作ったり売ったり研究したりしてない事を時間をかけて確認

その間なにもしてなければ経済制裁解除

時間をかけて核放棄を目指し、
完全に放棄ができたら経済制裁を解除する方式

かなりの時間を要することがデメリットです

それでは、それぞれが求める方式を確認すると

アメリカ→リビア方式で非核化実現
北朝鮮→ウクライナ方式で非核化実現

この二国間の違いから読み取れる考えをみていきます

・二国間それぞれの考えとは??

まずはアメリカが考えるリビア方式の考えについて
述べていくと

これまで、核を放棄すると言いながら
今日まで核を保有し続けていました

つまり、アメリカ側としたら

経済制裁を解除している段階で
核を使用されたらたまったもんじゃない
という考えがあります

そして、何より
北朝鮮側がはっきりと「リビア方式」を拒否することになれば、
「核を全廃させる気はない」ということと考えざるを得ない

と思ってしまうのも事実です

しかし、それは北朝鮮にも言えること

北朝鮮側は
核を放棄したのに、経済制裁を解除されなければ
国会体制が崩れてしまう

ということを恐れているのです

イメージがつきにくいと思うので
ネット通販を例にあげると

販売する側は
「お金を払ったのを確認してから商品を送りたい」
(送った後に逃げられることを恐れている)

消費者側は
「商品が手元に届いてから送金したい」
(送金した後に倒産など商品がこないことを恐れている)

米朝もまさにそういう状態

だとするならば
無難にイラン方式でもいい気がしますけどね笑

・まとめ

それでは今回の記事をまとめていくと

・リビア式とは過去にリビアの核放棄で採用した方式
→核放棄を確認した後に経済制裁を解除
・北朝鮮はウクライナ式を求めている
→経済制裁を解除した後に核を放棄する

どの方式をとるかによって
日本が受ける影響も少なからず変動しそうです

とにかk安全・安心に平和への道を歩んでいければ
それでいいかと思います

それでは最後までご覧いただきありがとうございました

[記事下]

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