どうもこんにちは!!
最近国会で話題となっている
裁量労働制
なぜ今話題になっているのかというと
厚生労働省が調査する
企業の残業時間に不正があったから
例えば
・1日の残業時間が45時間
・1日の残業時間が12時間以上あるにも関わらず、1週間の残業時間が計4.5時間
とりあえずデータがめちゃくちゃ
そのほかにも
裁量労働制の対象拡大の施行時期を1年延長する検討されています
とにかく、今回の記事で伝えたいのは
・結局裁量労働制ってなんなの?
・裁量労働制のメリット・デメリット
についてまとめていきたいと思います
・裁量労働制とは??
連日耳にする
裁量労働制
これから働く人も、すでに働いている人も、現在就活している人も
私たちの給料や働き方に大きな影響を与える制度です
日本の社会は現時点で
1日1時間の残業をすれば、会社から1時間分の残業代をもらえます
例えば
9時に出社して、17時に退社が定時である場合
退社時刻が19時になったら
2時間分が残業代として会社からもらえます
でも、この裁量労働制という制度のもとで働いた場合
1日にいくら残業をしても、残業代をもらえない
もらえないって言いかたすると
サービス残業みたいな感じになるのですが
簡単にいうと
定額のお金を払って社員に働いてもらおう
という感覚です
ちょっと前の携帯プランで
パケ放題ってありましたね
(ちょっと古いですかね・・・)
このプランは
月額◯◯円払えばネット使い放題だったじゃないですか
イメージとしてはこんな感じ
裁量労働制のことを悪くいう人は
「定額働かせ放題」という人もいるんですよね
その話は置いといて
この制度が適用される業務というものがありまして
「専門業務型」と「企画業務型」の2種類があります。
「専門業務型」とは、
業務の性質上、業務を進める方法を
労働者の裁量(決定権)にゆだねる必要があり、
時間配分について具体的な指示をすることが難しい業務に適用されるものです
言葉で説明すると難しいですが
例えば、
研究開発、取材・編集、デザイナー、弁護士
などの職種が当てはまります
つまり、決定権が必要な職種と思えばいいと思います
そしてもう一つの
「企画業務型」とは、
主に企業の管理部で、
企画立案などの業務を自律的に行っている業務に適用されるもの
例えば、
現場で生産に直接関わらない、管理・事務の立場で働く人などなど
それで、今回国会が労働基準法の見直してで議論されている
裁量労働制の適応範囲拡大というのが
企画業務型に一部の営業職などが追加されるなど、
適用される業務の範囲が拡大を意味しています
これによって
これまで裁量労働制とは関係ないと思っていた人も、
対象となる可能性があります。
まぁこの点に関しては
会社に確認するのが一番いいと思いますね
それでは、メリット・デメリットを見ていきましょう!!
・裁量労働制のメリット・デメリット
ここでは
・裁量労働制のメリット・デメリット
・裁量労働制の拡大によるメリット・デメリット
をまとめていきたいと思います
裁量労働制のメリットは
・時間に縛られず、仕事を自分でコントロールできる
・自分がベストだと思う手順や段取りで進められる
やはり
最も大きなメリットは、
働き手が時間に縛られずに、自分で主体的に仕事をコントロールできるということ
仕事の進め方なども
携わっている本人に任せられることになっているので
自分が良いと思った手順や段取りで仕事を進めることができ、
主体性を持って仕事と向き合うことができると考えられています
一方でデメリットは
・時間内で終わらない仕事を任せられた場合、「不払い残業」になる
・実際に働いた時間が「過労死ライン」を超えてしまう可能性がある
このデメリットが一番怖いですね
過労死を、
労働災害として認定する時間外労働時間の基準になります
裁量労働制では1日のみなし労働時間が定められますが、
どんなに効率よく仕事しても
その時間内では明らかに終わらないような仕事を与えられた場合、
法的には一応合法ではあるものの、実質、不払い残業(サービス残業)になります
そのほか
仕事の成果が出ていないとき、
それがプレッシャーになって仕事にメリハリがつけられず、
実労働時間では過労死ラインを超えてしまうような働き方をしてしまう可能性も・・・
それでは
裁量労働制の拡大を適応した場合のメリット・デメリットをまとめていきます
メリットは
・仕事と私生活の両立が図りやすくなる
裁量労働制であれば、
会社から求められる成果を出せば働き方は原則として自由になります
例えば、
小学生の子どもがいる母親であれば、
外回りの途中でいったん帰宅して子どもに夕食を作り、
夜にその時間しか都合のつかない顧客との打ち合わせを持つ
このようなというような働き方も実現することができます
一方でデメリットは
・チームワークが希薄になってしまう
・上司のライフスタイルに合わせざるを得ない場合もある
・チームワークを重視するなら裁量労働制が事実上機能しない
営業系の仕事では
一定の期限までに部門として与えられた数字を達成しなければならない
というミッションを与えられているのが通常ですので、
個々の自由な働き方とチームワークの問題は特に軽視できないものになりそうです
融通を取るか、チームワークを取るか
こういう形になるのかなと思います
・まとめ
それでは今回のをまとめていきますと
・裁量労働制は定額で働かせる制度
・自分のライフスタイルを実現できる可能性がある
・チームワークが悪くなる可能性もある
もしかしたら表現がおかしいところや
記載にミスがあるのかもしれませんが
その時は優しくご指摘ください
それでは最後までご覧いただきありがとうございました
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