多くの映画やドラマに出演してますが、特に映画で高い演技力を評価されている松坂桃李。
ドラマでも、それなりの評価は得ているのですが、役によってはネガティブな意見も少なくありませんでした。
彼が演じた役ごとに調べてみることにします。
演技の評判
出典:シネマトゥデイ
人気俳優なので多くの作品に出演していますが、評判のよろしくない出演作が一部ありました。
でも本当に一部で、演技の評判は概ね良好。異なる役を演じ分けているとの評価が多かったです。
梅ちゃん先生
出典:デイリー
この朝ドラで一気に松坂桃李の知名度が上がったと思います。2012年でした。
堀北真希が梅ちゃん役、つまり主演で、その幼馴染であり夫となる「ノブ」を演じました。
当時大人気だった若手女優が主役ということもあって視聴率もまあまあ。
重要キャストである松坂桃李の演技も好評で、世に広く知れ渡りました。
軍師官兵衛
2014年の大河ドラマ。戦国時代のドラマなので、ど時代劇ですね。
大河ドラマなので当然ながら大御所も多数いる凄いキャストで、その中でも存在感があったとまではいきません。
しかし、名だたる役者たちと肩を並べて演じてたと評されていました。
ちょっと今風?のカッコいい顔が時代劇にはあってない、との声がチョイチョイありましたが。
サイレーン
漫画が原作のサスペンスドラマ。2015年。主役です。地上波ゴールデンの連ドラ初主演だそうです。
ゴリゴリのシリアスなサスペンスでしたね。興味深い内容でした。
原作とは若干異なる衝撃の終盤、菜々緒の強烈な悪役の好演が印象的過ぎて、評判はそればっかり。
かと言って、主役が菜々緒に喰われたということでもないらしく、松坂桃李の鬼気迫る演技も評価されています。見つけるの大変でしたけど。
松坂桃李、木村文乃VS菜々緒の対決感や木村文乃とのカップル感が良く、最後まで魅せた3人の好演による3人のドラマと評されています。
視覚探偵 日暮旅人
出典:music.jp
2017年の連ドラ。主役の「日暮旅人(ひぐらしたびと)」役です。2015年に単発ドラマが放送され、その1年2ヶ月後の連ドラです。
幼い頃のある事件がきっかけで視覚以外のすべての感覚を失い、代わりにそれら全ての感覚を目に宿す、という特殊な役。
小説が原作で、脚本や演出などの構成部分が賛否両論のドラマなのですが、その中で松坂桃李の演技は概ね高評価。
妙な演出の中、松坂桃李は良く頑張って演じた、というような意見が目立ちました。主演ですからね。そりゃね。
わろてんか
2017年から2018年の朝ドラです。主人公の夫役という重要キャスト。
このドラマが不評とまではいきませんが、演技に関してイマイチの評価。
役がマッチしていない、演技が棒、声が聞き取れないので「字幕推奨」などのネガティブな意見が散見されました。
とはいえ、良かったという声も少なくなく、決して悪いのではなく他のドラマや映画での演技が好評にしては、わろてんかでの演技は賛否があったという印象です。
不能犯
出典:ファッションプレス
映画です。2018年公開。主演。
絶賛といって過言ではないでしょう。9割以上が松坂桃李の演技力を称賛。
役柄が特殊で、マインドコントロールによってターゲットを自殺に追い込む殺し屋みたいな役で、サイコ系の危ないキャラ。
見たら当分忘れられないインパクト大の役を見事に演じています。
「笑い方とか不気味な演技に引き込まれた」
「ただのイケメン俳優では無いね」
「サイコキャラは中々のクオリティでした」
「あの綺麗な顔での不気味な笑みは迫力ありました」
「松坂桃李はすごい。まじで悪魔に見えた」
「松坂桃李の口の微妙なサインがよりこの作品を深くさせている」
私も同感。こんな松坂桃李は初めて見ました。
サスペンス好き(筆者)としましては、完成度は「サイレーン」のほうが上ですが、松坂桃李の演技は遥かにこちらが上。
もっとも役柄が全く異なりますが。
この世界の片隅に
2018年の連ドラ。主役の松本穂香演じる「すず」の夫役。W主演と言ってもいいと思います。
終戦の広島が舞台という重めの内容で、ドラマ自体の評判が非常に良かったですね。
主演の松本穂香に対する称賛の声ばかり目立ちましたが、松坂桃李の演技も称えられていました。
前述の「不能犯」とは真逆の、誠実で優しい夫という役柄。とても同じ人とは思えません。俳優ってすごいですね。
プロフィールなど
- 生年月日:1988年10月17日
- 出身地:神奈川県
- 身長:183cm
- 血液型:A型
雑誌「FINEBOYS」の「チャレンジFBモデル2008オーディション」でグランプリを獲得し専属モデルとして活動開始。もちろん2008年のこと。
2009年に「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビュー。戦隊もの出身です。
その後、多くの映画やドラマに出演。多くの受賞歴もあります。
特に、映画「孤狼の血」では日本アカデミー賞をはじめとする数々の助演男優賞を受賞しました。
まとめ
ただのイケメン俳優ではなく、いろんな役を演じられ認められる「役者」でした。
でも、調べてみて思い返してみると、これだけのルックスなのに意外とコテコテのラブストーリーが少ない印象。
まぁ、一つだけ恋愛通り越してAVですか?みたいな物凄い内容の映画がありましたが・・・
硬派な役が多い松坂桃李ですが、個人的には今後もその路線でいってほしいですね。
でも、脂がのってきたので大人の恋愛ものみたいな役が増えそう予感もします。
そういえば、この記事執筆時点で「蜜蜂と遠雷」という直木賞受賞作が原作の映画の公開が決まっています。
ピアニスト達の物語で、松坂桃李はそのピアニストの一人。読みましたが、さすが直木賞という最高の内容だったので非常に楽しみ。
また、連ドラの主演も決まっているらしいので、今後も目が離せません。
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