俳優だけでなく、歌手としても活動している人気の俳優です。
2009年に平成仮面ライダーシリーズ『仮面ライダーW』にて連続テレビドラマに初主演・初出演を果たすと、その才能を買われ数々のドラマに引っ張りだこになりました。
数多のドラマや映画に出演し、”演技派俳優”との呼び声も高いですね。
そして、歌手としてもシングルも発表して米津玄師さんの『灰色と青(+菅田将暉)』にも参加するほどの実力も持っています。
色々なジャンルで活躍していますが、イケメンだから売れたのか演技が上手いから売れたのかが気になるところです。
具体的にどのような評価を浴びているのか?など、今回は菅田将暉さんの演技力について、過去の出演映画や出演ドラマを参考に徹底分析していきます!
菅田将暉の演技の評判
かっこいい役からお茶目な役まで色々なジャンルの役を任されている菅田将暉ですが、どの役も好評で才能があると言われるだけはありますね。
その魅力に虜にされた女性は数知れず、ファンもたくさんいるようです。
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子での演技

石原さとみさん主演のドラマで校閲者がテーマ。
菅田将暉は石原さとみ演じる河野悦子が一目惚れした折原幸人役を担当しています。
このドラマでの幸人役は、菅田将暉の性格にあった役柄だったように思えてしまうほど、自然な演技だったように思えます。
とにかく”自然”な感じでした。
作家とモデルを両立している役でしたが、視聴者の演技への反応はどうだったのでしょうか?
「地味スゴ最終話みた。初回からラストまで、菅田将暉くんの演技に見とれっぱなしのドラマだったなあ。もともと存在感ある人だったけど、こんなに良い演技する人だっけ? 地上波でこういう引力を感じるのは珍しくて、久しぶりに夢中になってしまった。」
「演技が自然過ぎて、素じゃないかと思っちゃうよね」
「菅田くんホント良い演技するなぁ…」
演技が自然すぎて素なのでは?と思わせるほどの力を持っているそうです。
こう言われるのは俳優としては最高の褒め言葉なのではないでしょうか。
35歳の高校生での演技
2013年放送のドラマ『35歳の高校生』に土屋正光役で出演されました。
このドラマで菅田将暉は一気に注目を集めたみたいですね。
このドラマでは、現代の高校で見えずに存在する”スクールカースト”をテーマにしていますが、菅田将暉演じる正光はそのトップ、いわゆる一軍の生徒です。
実際にも一軍といわれるような人が醸し出す、クラスの空気を操っている感じを一番よく表現していたのは菅田将暉だったかと思います。
怒った時の緊迫感、ピリピリした雰囲気、人に指図するときの表現などあざとさが全くなく、見ているこっちまで緊迫してしいました。
また、視聴者からの評価では、
「生徒の中でピカ一の演技力だった」
「菅田将暉くん表現力すごいなあ」
など、絶賛の声が寄せられていました。
こちらのドラマはキャストが豪華だったのもあり、他の役者への評価の声はありましたが、菅田将暉への絶賛が圧倒的の数を占めていました。
その中でも”表現力”の高さが最も評価されていました。
トドメの接吻での演技

出典:日テレ
山崎賢人主演で謎の女にキスされると命を落として過去に戻るという不思議な設定のドラマです。
この作品で菅田将暉は橋の下でホームレスとして生活しているストリートミュージシャンの役で出演していました。
このドラマの主題歌を菅田将暉が担当して友情出演という形でドラマに参加しました。
ほとんど出演時間がなかったのにも関わらず、しっかりと存在感を示していて視聴者も反応していましたので紹介します。
「トドメの接吻はひたすらに菅田将暉さんの演技が好きだった」
「菅田将暉さんの演技と歌は素敵だなと思ったので他の作品も見てみたいなーと思いました。」
「トドメの接吻の最終話を観たんだけど、完全に菅田将暉劇場でありがてえ、私の求めていたのは菅田将暉の演技だから嬉しい」
このように出演時間が短いにも関わらず視聴者が褒めているところを見ると、改めて菅田将暉の演技が魅せる力を実感しますね。
帝一の国での演技
続いては2017年公開の映画『帝一の国』ですが、こちらでは主演で出演されました。
主人公の赤場帝一は非常に頭がよく、権謀術数にも長けています。それでいて、ピュアでまっすぐな一面があるのですが、菅田将暉演じる帝一はまさに帝一が実在するのではないかと思えるほどクオリティが高かったです。
視聴者からの評価はこちらの映画でも絶賛ですが、業界内からもこのような評価を得ています。
「菅田くんがすごい、やっぱり違う」竹内涼真
「彼が魅力的に見えなきゃ、この映画はだめ。彼がうまく表現してくれました。」永井監督
視聴者だけでなく、業界内からでもその演技力はしっかりと評価されていました。
この時点でもう、菅田将暉の演技力は本物だと思えますよね。
3年A組 今から皆さんは、人質ですでの演技

出典:ザテレビジョン
教師役で主演の学園ドラマです。ちょっと奇抜な設定が特徴的。
上白石萌歌さん演じる景山澪奈が自殺した理由を考えるためにクラス全員を人質にとって授業を行う新しいテーマのドラマでした。
このドラマで迫真の演技を魅せた菅田将暉ですが、視聴者はどのように感じたのでしょうか?
「生徒が恐怖で涙するような演技の後にニタ?って笑って何事もなかったように振る舞うところ、本当にぞくっとした。でも同時に菅田くんの演技力に圧倒されてすごい感動した」
「やっぱり俳優菅田将暉ってえげつねえな?エモエモのエモだな?」
「いや凄すぎた…。これが映画だったら日本アカデミー賞、最優秀主演男優賞 菅田将暉の一強だよ…」
「菅田将暉の演技力がズバ抜けてた」
このように菅田将暉さんの演技を絶賛するコメントで溢れていました。
「菅田将暉の一強だよ」の方のコメント、ここまで思わせる菅田将暉さんの演技は本当にすごいことが分かります。
最終回では柊が全ての真相をSNSライブ中継にて話すシーンがありますが、このシーンでの柊先生のメッセージに心打たれた人は多いのではないでしょうか。
このドラマは〇〇〇による〇〇〇な〇〇が人を〇〇〇るということを社会に訴えるドラマ。
澪奈がなぜ死ななくてはならなかったのか、の答えでもありドラマのテーマでもある核心部分なので伏字多めです。
ミステリと言う勿れでの演技
人気漫画のドラマ化。2022年1月~3月フジテレビ系月曜9時、俗にいう月9といわれる枠で放映されたミステリものです。
普通の大学生が卓越した洞察力と推理力で事件を解決していく、みたいなストーリー。
と言うとありきたりっぽいですが、主人公が個性的で登場人物の重たい背景や闇もしっかり描写する本格的な内容でした。
どちらかといえば陰キャっぽい主人公を菅田将暉が淡々と演じています。
また、豪華な共演陣の思わず見入ってしまう圧巻の演技も非常に見ごたえがあるドラマでした。
早速「ミステリと言う勿れ」での菅田将暉の演技の感想、評判を調べてみました。
「整という主人公の空気感が見事に出ていた」
「こんなに透明度の高い菅田くんは初めて見た」
「菅田将暉史上最も好きな菅田将暉でした」
「こんだけ話せる菅田さんの演技力はすごい」
「菅田将暉ってこんな演技もできるんだ・・・全く派手さのない引き込まれる演技でした」
これまでとは一味違った演技という意見が多いように感じましたね。
毎回のように長台詞が菅田将暉の口から吐き出されるのですが、淡々とした口調から醸し出す空気感は流石というか見事です。
ネガティブな意見は、こういう原作ものにはお約束の「漫画とは違っていて違和感があった」的な感想がほとんどを占めていました。
「えっ、これで終わり?」とネット上で話題になった最終回は、続編を想起させていたので非常に楽しみです。
プロフィールなど
- 生年月日:1993年2月21日
- 出身地:大阪府
- 身長:176cm
- 血液型:A型
2008年に「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリスト12人に選出され芸能界へ。
そして2009年に仮面ライダーWに主演し、ドラマでは「35歳の高校生」「ごちそうさん」「民王」「直虎」、映画でも「共食い」「暗殺教室」「溺れるナイフ」「帝一の國」「火花」など、ありとあらゆる役をこなす俳優に。
でも、意外とラブストーリー恋愛系でのコテコテイケメン主人公、という役どころは少ないそうです。
CMでも印象的なキャラが多く「アタックZERO」や「auの鬼ちゃん」がインパクト大ですね。
まとめ
調べてみた結果、やはりバケモノ級の演技力ということで間違いなさそうです。
菅田将暉さんの演じる役が、実際にも存在するかのように見えてしまうほどの表現力であったり、全く違うタイプのキャラクターの役でもこなしてしまう圧倒的な適応力など、若くして演技派と言われるのはこれが理由だったのでしょう。
どのドラマを見ても演技は絶賛されていて、特に『3年A組』は菅田将暉の魅力を存分に出していましたね。
感動したという方が大勢いました。
私も3年A組を見ていましたが、まさに菅田将暉劇場。迫力に飲まれて自分に語りかけられているような気がしました。
薄々感じてはいましたが、ルックスだけではなくその演技力でトップ俳優のポジションを確立していることが、今回調べてみて確信しました。
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