沢村一樹の演技力はどう評価されている？

昔から、刑事ドラマや探偵ドラマなどでお馴染みの沢村一樹さん。

時にバラエティー番組では、優しい素敵な笑顔と、ちょっぴりエロくて面白いキャラクターで、視聴者を癒してくださってますね。

そんな沢村さんの演技については、個人的には【二枚目でカッコいい】という役が多い事もあり、とても好きなのですが、どうも世間では、良くも悪くも本当に色々と囁かれているようです…

そこで、今回はその評価について、詳しく調べてみることにしました！

沢村一樹の演技の評判

キャリアも長いので、シリアスな役から若干コミカルな役まで様々な演技をされてきました。

役によって評価の偏りが多少ありますが、概ね好評という印象ですね。

では、評判が分かりやすかった出演作を抜粋して紹介していきます。

1996年10月に、shinDというドラマ枠で放送された、ウッチャンナンチャンの内村光良監督のこの作品で、沢村一樹さんは俳優デビューされました。

ただ、このことを、沢村さんは『楽しかったが抹消したい』とも仰っており、どうもご自身でも思い出したくないほどの演技だったのかもしれません。

あまり知名度のないこの作品ですが、9年越しに俳優という夢が叶い、俳優としては走り出すきっかけにもなったはずなのに、抹消したいとは…と思いましたが、ご本人が思ってらっしゃるよりか、この頃より十分に演技の才能はあったように感じませんか？！

1998年10月に放送された、内田康夫原作の11弾【蜃気楼】では、高津雅志という犯人役を演じられたかと思いきや、2009年9月放送の14作【後鳥羽伝説殺人事件】からは、主役の浅見光彦役に抜擢されました。

その後、2012年9月に放送された、31作【箸墓幻想】までの18作およそ12年間にわたり、ずっと主役を演じてこられました。

一度犯人役を演じられた方が主役へ昇格されるというのは、視ている方に違和感を与えてしまう可能性が高いのでは？と思うので、沢村一樹さんの演技力の底力を感じている方も多いようです。

2007年5月に放送された、高橋留美子さん原作の知る人ぞ知る作品ですが、この作品内で沢村一樹さんは、三鷹瞬というイケメンテニスコーチ役を演じられました。

原作をご存知の方もたくさんいらっしゃるでしょうが、私もファンの一人で、そんな視点から言わせていただくなら正直、沢村さんが三鷹コーチ役を演じられるのは厳しい気もしました。

ところが、これもまた、沢村さんの味を残しつつもスッと入り込める演技をされています。

たしかに、見ようによっては、三鷹瞬は沢村さんに似たキャラのように見えなくもないのかもしれませんが…とにかく、スゴい演技力を発揮されています。

2016年10月に日曜ドラマ枠でスタートした、ジャニーズWESTの藤井流星さんも出演されていた事もあってか話題になった作品ですが、この作品では明辺悠五という主役を演じられました。

明辺悠五は、【お人好しな中年】という、少し沢村一樹さんの素に近いような役だとは思いますが、主役とは言えかなりの存在感と演技力で圧倒された方も多いのではないでしょうか？

そして、この作品はコメディでもあるためドタバタ風の中で、シリアスなシーンも多く、その両極端で難しいはずの役も、幅広くこなしてらっしゃいました。

そこで

「演技の振り幅が凄すぎる」

「ジャンルを問わずさまざまな役柄にハマる事ができる役者さんなんだと思います」

「沢村一樹のような演技派がコメディをやるのはもったいない」

「沢村さんの素のキャラそのまま活かした感じが良いね」

といったような、『やはり！』な感じの評価が多くありました。

けれど、その反面

「沢村一樹が素に近いから駄目だわ(笑)これ系になると主役だときつい」

「困ってる人をほっておけない優しいおせっかいが沢村さんが演じるとなんとなくうさんくさいというか?っぽく感じられてしまった」

「目の奥が笑ってない印象を受けるので、ああいう根っからのいい人の役は合わない気がします」

といったような、辛口の評価も多数見受けられました。

そういう事で、このレンタル救世主に関しては、特に評価の良し悪しが大きく分かれているようですね。

20歳のころ上京しモデルに。25歳に「MEN’S CLUB」の専属モデルとなります。

そして29歳の時「松田のドラマ」で俳優デビューし、2000年の33歳で「浅見光彦シリーズ」で主役を演じます。

このシリーズでは実に18作品「浅見光彦」を演じ、沢村一樹の代表作となりました。

今回調べてみた結果、世間では『沢村一樹さんなら大丈夫！』といった、安心感のある高い演技力を感じられている方が多いようです。

ただ、いわゆる【灰汁の強い俳優】だと思われているのも事実で、そこにうまくハマらなければ、それだけで『下手』と言われてしまう悲しい現実も…

それでも、沢村さんの演技やキャラの魅力は本当に類まれなるものだと言われていますので、これからも【沢村一樹ワールド】でファンを楽しませ続けてもらいたいですね。