どうもこんにちは!!
6月に行われるはずの米朝首脳会談が
突如中止となりました
「なぜ実現しなかったのか?」
という個人的な疑問から
現在の米朝関係がどうなっているのか
について調査結果をわかりやすくまとめてみたいと思います
・米朝首脳会談が中止になった理由
Sadly, I was forced to cancel the Summit Meeting in Singapore with Kim Jong Un. pic.twitter.com/rLwXxBxFKx
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年5月24日
(米朝首脳会談中止を通告する書簡)
米朝首脳会談が中止になった理由を
以下のように報道されています
トランプ米大統領は24日、
シンガポールで6月12日に予定されていた米朝首脳会談の中止を表明した中略>
北朝鮮を非核化交渉の席に着かせるため
追加制裁に踏み切る可能性を明らかにしたホワイトハウス高官は追加制裁に関し、
「財務省が米国の法律や国連安全保障理事会の制裁決議に違反する企業や団体、船舶を常に監視している」とし、
恒常的な制裁適用で北朝鮮に対する圧力の水準を維持していく意向を強調した。同高官はまた、トランプ氏が会談中止を決めた理由について、
北朝鮮が会談の準備を進める過程で非核化に向けた「約束」を次々と破ったため
だと説明した。中略>
同高官は一方で、
「対話再開のドアは常に開かれている」とし、
会談が改めて実現するかどうかは北朝鮮次第だと強調した引用:産経ニュース
ここでの報道をまとめますと
・階段中止の理由は北朝鮮が約束を守らない
・今後会談が行われる可能性は北朝鮮次第
ここでいう「アメリカと北朝鮮との間の約束」というのは
非核化に向けての取り組み
だと思われます
非核化に向けての両国のやりとりは以下の記事を
参考にしてみてください
参考:非核化リビア方式をwiki風にわかりやすく解説!他の手法との違いは?
この記事をご覧になればわかる通り、
北朝鮮は約束を守らなかったという表現より
「この約束を守っても大丈夫なのか??」
という感じだと個人的に思います
他のマスメディアにも目を向けてみました
前略>
トランプが会談中止を決めた背景には、以下の5つの理由が考えられる。1.北朝鮮がペンス副大統領を侮辱した
2.北朝鮮が核兵器使用をちらつかせた
3.トランプ政権内の強硬派から圧力があった
4.すでに北朝鮮から十分な譲歩を勝ち取ったと思った
5.首脳会談をしてもアメリカが「明確な勝者」になれそうにない引用:NEWSWEEK
この中で注目すべきは2番、4番、5番だと思います
まず、4番の意味は
米朝の間では決定した「約束ごと」として
・核実験場を破壊し核実験を中止する
・長距離弾道ミサイルの発射実験も中止する
トランプ大統領はこの約束ごとが結べたことに
満足したのでは??
との報道でしたが
実際は
「北朝鮮が約束ごとを守らないから中止した」
とあります
そして、2番、5番の意味は
「首脳会談を実現しても、非核化は実現しない」
「交渉しても妥協案が見つからない」
→結局両国が核での脅し合いが続く
という流れになっているかと思います
(核戦争はほとんどありえないと思いますが)
現在の状況としては
思い通りに行かないアメリカがイラついている
ということが現状になっているのかなと思います
・現在の米朝関係をわかりやすく
では、一体全体米朝関係ってどうなっているの??
って話ですよね
その関係をわかりやすく見るためには
日本と中国がどのように関わっているのかも
みておく必要があると思います
まずは以下の図をご覧ください
一言でまとめると
「相互不信」
まぁでも今に始まった事ではないんですけどね
米朝が相互不信な理由はわかるとして
そこから日本と中国がどのように絡んでいるのか
私なりに考えて見ると
日本の考えは
過去に「核開発凍結」や「核保有宣言」約束したにも関わらず
核開発を続けたり、核を保有し続けたため
北朝鮮は嘘つきだ!!
という考えを持っています
それは当たり前のことですよね
だからアメリカに
「非核化が完全に実現したら制裁を解除しよう」
と念を押しているのです
理由は簡単
隣国である以上、万が一核使用されたら
日本にも被害が及ぶから
だから日本もこれほど慎重になるのです
一方、中国は北朝鮮との関係は曖昧ながらも
北朝鮮側に立っているように思えます
常任理事国同士であり、ライバルと意識しているからなのでしょうか??
北朝鮮との会談以降に
金正恩の態度が一変したと言われているほど
中国と北朝鮮の関係が謎に包まれています
私の予想として、中国が北朝鮮に対して
「核を放棄するとあなた殺されるかもよ」
などと助言しているのかもしれません
というのもアメリカは過去に
・イラクのフセインがアメリカに殺された
・リビアのカダフィがアメリカに殺された
ということがあったのです
知らない人のためにざっくり説明すると
イラクが大量破壊兵器を持っているとの理由で
イラク戦争勃発
→実際持っていると証明できなかったがフセイン大統領は殺される
・リビアは核開発放棄を同意したが
カダフィ大統領が殺される
つまりは
反米独裁者は殺されるという過去
だから金正恩も殺されないためにも
核をギリギリまで保有したいと考えているのです
複雑になりましたが
アメリカと北朝鮮は過去の嘘から
お互い不信状態が続いているという状況なのです
・今後はどうなっていくのか??
米朝関係が今後どうなっていくのか
正直誰も予想できませんが
おそらく他国の協力なしでは
非核化することは難しいのかなぁと思います
結局はお互い狼少年状態
「核を廃棄する」
「あなたを殺さない」
と言い続けても
いやいや、信じられないよ
という関係になっているのです
米朝のみならず
日本、韓国、中国
その他の国々がどのように動いて
和平を実現させるか
とにかく、誰も死ななければ
私は納得ですね
・まとめ
それではごちゃごちゃしてしまったのでまとめていきますと
・米朝関係は相互不信状態
・過去の出来事が不信状態にさせている(狼少年状態)
・今後どうなるか予想もつかない・・・
以下の記事も併せてご覧になってみてください
参考記事
非核化リビア方式をwiki風にわかりやすく解説!他の手法との違いは?
朝鮮半島南北統一の可能性と日本への影響は!?いつ決定する?
それでは最後までご覧いただきありがとうございました
[記事下]
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