日本アカデミー賞新人俳優賞や最優秀主演男優賞を受賞し、テレビなどのメディアで見ない日はないといっていいほど絶大な支持を得ている吉沢亮さん。
そんな吉沢亮さん演技力はどう評価されているのでしょうか。
吉沢亮の演技の評判
正直、ルックス先行の人気で演技の評価はそれほどでもないと勝手にイメージしていましたが、想像をはるかに上回る評判で驚きました。
ぶっせん
「モーニング」で連載されていた人気コミックの実写版で吉沢亮初の主演ドラマです。ぶっせんの役を19歳の時にオーディションで勝ち取っています。
仏教専門学園・通称“ぶっせん”が舞台の学園コメディで、同じキャストでドラマ終了後に舞台の上演が決まっていた作品です。
予告映像での吉沢亮の美坊主姿が話題になっていましたが、ドラマや舞台が始まると演技が棒読みすぎるなどど言われていて舞台では観客が半分しか入らない時もあったといいます。
この役を演じていた吉沢亮は、いろいろ演じてきて初めて悔しいという想いが込み上げてきた作品といいます。
役者をこれからも本気で続けようという気持が弱かった時なので中途半端な演技になっていたのを観客や視聴者はわかっていたのでしょう。
俳優を続けていくのに転機になった作品がぶっせんで以降の作品に対して役作りなどを時間をかけて丁寧にするようになったと言います。
青天を衝け
NHK大河ドラマ青天を衝けです。
青天を衝けの制作統括である菓子浩や脚本を担当する大森美香は吉沢亮の演技について大絶賛。
吉沢亮の演技は、とにかく力強く、泣く、叫ぶ、走るなどその時々の感情がストレートに響きしっかり血が通った人物として浮かび上がってくるのが素晴らしいという事です。
SNSでも「随所で繊細な演技、鮮やかなせりふ回しが光った」「目の演技がすごかった」と吉沢亮の演技力が高いと評判です。
あのコの、トリコ。
2018年に公開された人気マンガの映画化です。
3人の三角関係を描くラブストーリーであり、地味で冴えない男の子鈴木頼を吉沢亮さんは演じました。
とても話題になったシーンがあり、それは頼がすごく演技が下手だということを印象付けるシーンです。
吉沢亮さんは「演技が下手な演技」という、難しいお芝居と言っていいカテゴリーの演技を完璧に披露していました。
アオハライド
2014年に公開された人気マンガの映画化です。
新川優愛さんが演じる村尾修子にいろいろとアプローチし続ける小湊亜耶を演じました。
フランス人とのクオーターであり、かなりのイケメンという漫画の小湊亜耶を忠実に再現したような吉沢亮さんのビジュアル。正に少女漫画から飛び出してきた王子様。
男子高校生らしい軽い足どりに軽い口調。ですが、友人が嫌味を言われているときにはいつもとは真逆の低いトーンで怒る。吉沢亮さんが演じる小湊亜耶のギャップにも称賛の声が集まりました。
斉木楠雄のΨ難
2017年に公開された人気ギャグマンガの実写映画化です。
水色の髪で身長がかなり低めであり中二病という個性が強い海藤瞬を吉沢亮さんは演じました。
中二病という強烈な個性が爆発しているため、日常生活では使わないような言葉や二次元のアニメではよく耳にするような言葉、海藤瞬自身が作ったと思われるような言葉。
吉沢亮さんはこのようなとても噛みやすい言葉が連なるセリフをスラスラとそして滑舌良く披露しており、SNSでは
「聞いているだけでも意味がわからなくなる言葉をスラスラと言えるって本物の俳優さんだなー」
「吉沢亮さんの声ってわちゃわちゃしていないから意味がわからなくても不快にはならない」
「こんな無茶苦茶な言葉を真剣に言える吉沢亮さんがすごい」
と吉沢亮さんの演技力が高く評価されていました。
キングダム
2019年に公開された人気マンガの実写映画化です。この作品で吉沢亮さんは2役を演じています。
主演の山崎賢人さん演じる信の親友である漂。そして身分が高い秦国の国王であるエイ政。
吉沢亮さんの演技力に関しては、この作品が最も評価が高かったように感じました。
外見は、髪も乱れていて薄汚れた服を着ていてお世辞にも綺麗とは言えない身なりをしている漂。
対してエイ政は皇帝ということもあり常に色鮮やかな着物を着ています。
内面も漂はどこか野性的な部分があり、表情がコロコロ変わる男の子のよう。
対してエイ政は無表情で目に光が宿っておらず、ただただ人を従わせる力がある男性。
外見も吉沢亮さん自身のビジュアルの高さがあったからこそどちらも不自然なく着こなせていたのでしょう。
さらに内面についてはもう吉沢亮の演技力の底力を目の当たりにしたような絶賛の嵐。
漂もエイ政も雰囲気や表情や佇まいなどどれをとって見ても別人に見えました。
吉沢亮のプロフィールなど
出典:FAST
- 生年月日:1994年2月1日
- 出身地:東京都
- 身長:171cm
- 血液型:B型
2010年に舞台で俳優デビューし、2011年に「仮面ライダーフォーゼ」に出演しました。
数々のイケメン俳優を輩出したといっても過言ではない平成仮面ライダーシリーズの出身(出身の表現はおかしい?)です。
その後も多くの映画やドラマに出演。2017年公開の映画「銀魂」や2019年の映画「キングダム」で認知度が上がった感があります。
吉沢亮の演技のまとめ
吉沢亮さんの演技力はどの作品でも非常に高く評価されています。
そして吉沢亮さん自身のビジュアルの高さからもどんな役柄もハマり役になれるのがすごいと思いました。
この記事公開時点でのNHK大河ドラマ「青天を衝け」では主演を勤めています。大河ドラマで平成生まれの主役は初だそうですよ。今後の吉沢亮さんも注目です。
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