西島秀俊の演技ってスゴイと評判だけど本当かどうか調べてみた!

西島秀俊

最近では、個人的にはどうしても【ダイワマン】のイメージが強すぎて、可愛らしくも思えてしまう西島秀俊さん。

なのですが、あのCMの通りに、視聴者の方が求め喜ぶのであればどのような役柄でも、スッとサッとこなしてしまえてる気がしませんか?!

そんな西島さんですが、やはり演技力が高く、スゴイとの評判のようですね。

そこで、今回は、西島さんが今までに演じてこられた役に焦点をあて、評判が事実なのかどうかを調べていこうと思いますので、最後までどうぞお付き合いくださいませ。

演技の評判

やはり全体的に演技の評価は高い印象でした。

作品によってはイマイチな評判のものもありましたが概ね好評。ルックスもさることながら演技が良かったとの声が多かったです。

西島秀俊演技良かった!という声だけではなく、若干ではありますがよろしくない意見も拾ってみましたのでどうぞ。

ニンゲン合格

1999年に、【岸辺の旅】【スパイの妻】などを手掛けられた黒沢清さん脚本の、西島秀俊さんにとっては映画初主演となった作品です。

この作品では、14歳で交通事故にあい10年間もの間昏睡状態から目覚めるといった吉井豊という青年を演じられました。

この役は、自身が昏睡状態の間に巻き起こっていた色々な事柄を現実として受け止め、また目覚めてからもなお起こる事件などを共演者の役所広司さん演じる藤森と共に乗り越えていくという、演じるのには少々難しいと思える内容。

そんな役だったにも関わらず【第9回日本映画プロフェッショナル大賞・主演男優賞】を受賞されています。

初主演にてこのような大賞を受賞できるというのは、西島さんの演技の底力の証拠とも言えるのではないでしょうか。

CUT

この作品は、2011年の日本映画ではありますが、アミール・ナデリというイラン出身の監督および脚本家の作品で、第68回ヴェネツィア国際映画祭で上映後に、東京フィルメックスで上映されるに至ったものです。

そして、ずばりこの作品中での西島秀俊さんの役は、いわゆる【殴られ屋】の秀二という、映画に魅入られているが芽が出ず、兄の真吾から借金を重ねてはもがいていた青年役です。

真吾はヤクザ絡みから借金をしており、それが原因で命を落としてしまい、秀二はその借金の返済のために【殴られ屋】になってみたものの、借金が減るわけもなく…

ただ、それは秀二にとってみれば大した問題ではなく、とにかく映画と兄への想いが強く、それが故に少しずつ狂気じみていく、そんな映画との事なんですが、驚くことにセリフの無いシーンも多く、という事は、ただひたすらに表情や動作等だけで視聴者に伝えるしかなく、これ以上ないほどにに難しいものだっただろうと察します。

それなのに、これもまたニンゲン合格と同じく、大賞を受賞されています。

ちなみに、調べたところ、同大賞だけでも累計5作品は受賞されているとのことで、まさに『恐るべし』ですね。

真犯人フラグ

2021年10月10日より2022年3月13日まで、日本テレビ系【日曜ドラマ枠】にて放送されたサスペンス系ドラマです。

言わずと知れた秋山康さんが企画・原案の作品ですが、個人的にはこの作品の西島秀俊さんの演技が一番驚きましたし、本当に飲み込まれました。

ある日、突然に家族が行方不明になり、そうこうしている内に西島さん演じる相良凌介という失踪した一家の父親(主人)役が拉致の犯人なのではと疑われはじめ、そんな中でも必死に家族を探し続け、犯人を突き止めていくというものでしたが、西島さんの演技が演技とは思えないほどに自然で、本当に実在するかのような感覚にとらわれましたね。

ただ、凌介という役がリアルには有り得ないくらいに優しくておとなしいというものだったのもあり、中にはそこの部分で違和感を抱かれ、西島さんの演技自体を受け入れ難いと感じられた方も多かったかもしれませんね。

「シリアスさが表現できない硬い表情と変なしゃべり方」
「現実を見て焦る姿、段ボールの中を見た時の表情など見入ってしまいました」
「重みの無い空っぽな演技」
「凌介さんは西島さんでぴったりだったんじゃないかな」
「最後までよき夫、よき父を演じていた」

このように賛否両論、様々な意見が見られました。

プロフィールなど

西島秀俊

出典:東洋経済オンライン

  • 生年月日:1971年3月29日
  • 出身地:東京都
  • 身長:178cm
  • 血液型:A型

1992年にテレビドラマ「はぐれ刑事純情派5」で俳優デビューし、半年間レギュラーでした。

その後も人気ドラマに抜擢されています。

「わたしってブスだったの?」で松田聖子の恋人役や、高視聴率ドラマ「悪魔のKISS」「あすなろ白書」などにも出演しています。

その後、事務所の方針と自身の方向性の違いから移籍。1998年~2002年までの間、民放のテレビ出演はありませんでした。

ただ、1999年には「ニンゲン合格」で役所広司と共演し映画初主演を果たしています。

2014年に16歳下の一般女性と結婚し、この記事公開時点でお二人のお子さんがいらっしゃいます。

まとめ

世間では、良い声も悪い声も、確かにかなりあがっています。

けれど、どんな俳優さんでも同じことが言えますが、まぁそれだけ注目されている証でしょうね。

そして、西島秀俊さんの場合、昔から本当にたくさんの賞を受賞されてます。

これが、もし演技が下手だというのなら、これだけの受賞は不可能だったでしょうし、西島さんくらいの年齢になってまで今のような人気もなかったとは思いませんか?

ともあれ、優しかったり面白かったり紳士だったり…そのような、どんな役でも演じられてしまう西島秀俊さんには、これからも日本のドラマ・映画を背負う代表のお一人として、頑張ってもらいたいと願います。

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