朝ドラの主役、そして月9の主演に映画でもヒロイン役と代表的な女優になりつつある芳根京子。
その演技は世間にどう評価されているのでしょう。ちょっとネットで調べてみました。
演技の評判
出典:ORICON NEWS
どうやら芸能関係者には評判がいいらしいです。
「演技の芳根京子、ビジュアルの広瀬すず」と言われているとのこと。
ただ、視聴者の声は意外と極端。
すごい演技!という意見もある一方、下手でイライラするなどボロクソな意見も少なくありません。
よくよく調べてみると演技がすごいという意見は、あのドラマの評判がほとんどでした。
花子とアン
2014年の朝ドラですね。主演は吉高由里子。
赤毛のアンの翻訳者、村岡花子の半生を描いたドラマですが、芳根京子はちょい役。
私、このドラマ見てましたが「芳根京子出てたっけ?」って思うくらいちょい役です。
評判は概ね良好。まあ、このころは完全にブレイク前。世間の目は全然厳しくありません。
有名なドラマなので一応挙げました。
ちなみに朝ドラの主役って大抵オーディションで決めるのですが、このドラマの主役は関係者の満場一致で吉高由里子に直オファーだったそうな。
表参道高校合唱部!
主役。タイトル通り高校の合唱部員役。
可愛い、清潔感がある、透明感のある、みたいな評価ばかりで演技に関しては特筆すべきものは無し。
清潔感、透明感が演技とは全く無関係とは言いませんが、その辺が前面に出てくるということは、大した演技ではなかったのでしょう。
べっぴんさん
2016年の朝ドラ。2261人の中からオーディションで選ばれ、主役に大抜擢。
ファミリアという皇室御用達でもある子供服メーカーの創業者坂野惇子をモデルとし、その人生を描いた物語。
芳根京子の名を全国に知らしめることになったドラマです。
良い演技という声のほとんどが、このドラマでの演技。そして、すごい!と言われたそのほとんどが「泣き」の演技。
涙を流すシーンは並外れた演技力という意見が多数見受けられました。
しかも、10代の少女役から50代の祖母役までこなさなければいけない難役。
当時、芳根京子は19歳。普通に考えて祖母役は無理があるのですが、見事演じ切りました。
もちろん、さすがに祖母は違和感があったという意見も散見していましたが、個人的には素晴らしいと思いました。
出典:キョウコノゴロ
小さな巨人
2017年の連ドラ。主演ではないですが、出番の多いヒロインに近い役どころ。
第2部的な、たしか6話辺りからガッツリ出演。
警察内部の人間模様や確執などを描いた超シリアスなドラマです。
役どころは
新人刑事 元警視庁警務部人事課職員
繰り広げられる権力争いを、日々疑問の目で見ている。
「警察にとっての正義とは何か?」疑問に思っている。
警務部の人事課職員だったが、豊洲署の刑事に。
刑事としての初任務に戸惑いながらも、
懸命に捜査に取り組む。
引用元:日曜劇場「小さな巨人」より抜粋
だそうです。
で、評判は概ね悪い感じ。
- 存在感無し
- 足引っ張ている
- 役が機能していない
- 演技が素人レベル
- 朝ドラと似たような演技
- いらない
- ジャマ
など、酷評が目立ちました。
たしかにドラマのシリアスな雰囲気と芳根京子のキャラがマッチしてない気はします。
彼女の演技力というよりキャスティングのミスマッチのような・・
海月姫
くらげひめと読みます。2018年。
遂に月9の主役です。
まぁ、月9といっても数年前は特別なステータスのある枠でしたが、今は・・ねぇ。
とは言ってもゴールデン連ドラの主役です。当然、視聴者からはそういう目で見られます。
東村アキコの同名コミックが原作で役どころは、いわゆる「オタク」な女子。しかもクラゲ大好きという筋金入りのオタク。
概ね好評です。
演技うまい、原作と遜色なし、彼女の個性にあっているなどの意見が良く見られました。
ハマリ役ではないでしょうか。芳根京子のキャラに非常にマッチしている役だと思います。
自分の外観には無頓着で常にスッピン
服装は主にスエット。
全く自分に自信がなく
それどころか自分は女性として
何の魅力もないと卑下しており・・・
引用元:海月姫オフィシャルサイト
という特殊な役を見事に演じました。
脇役の女優陣も素晴らしかったのですが、その方たちに食われることもなく存在感のある演技だったと思います。
高嶺の花
石原さとみ主演の連ドラ。
この記事執筆時点で放映中です。なので、まだドラマは終わってないのですが、評判はまずまず。
華道の家元の長女役が石原さとみで、芳根京子はその妹役。純真無垢なお嬢さんという何のことはない役柄。
主役が石原さとみですからね。しかも今回は石原さとみワールド全開。よって芳根京子は好評も不評もなし。主役が強すぎて評判以前って感じ。6話までは。
しかし、さすが野島伸司。7話から急展開。これまで比較的ゆるい感じで進行してきたのですが、とんでもない修羅場をぶっこんできました。
その修羅場で芳根京子演じる「月島なな」は壊れてしまうのですが、その壊れっぷりが衝撃的と評判。
たしかに、清純派の彼女にとってこれまでにない演出。その狂気の演技が絶賛されていました。
完全に脇役だった芳根京子が、ストーリー的にも演技的にも一気に石原さとみとのW主役と化しています。
今後の展開が楽しみです。
プロフィールなど
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- 生年月日:1997年2月28日
- 出生地:東京都
- 身長:159cm
- 血液型:A型
- 特技:ピアノ、フルート
高校1年生の時にスカウトされたのが女優となるきっかけ。友人と遊助のライブを見に行って、会場でスカウトされたらしいです。
デビューは篠原涼子主演のラストシンデレラ。2013年ですから16歳のころですね。
事務所の先輩でもある篠原涼子を非常にリスペクトしているようで、憧れの女優としているとのこと。
2014年に朝ドラ出演などを得て、2015年に「表参道高校合唱部!」で民放連ドラ初主演。翌年の2016年「べっぴんさん」の主役に抜擢。
2018年には「海月姫」で月9の主役に。
まとめ
「表参道高校合唱部!」や「海月姫」でも演技は大体好評でしたが、やはり称賛の声は「べっぴんさん」に集中していました。
全体的には賛否両論という印象。
否定的な意見は「表情が乏しい」や「単に地味」という声も多かったですね。
逆に支持派は「表情が自然」や「控えめだが清楚で華もある」みたいな感じ。
最後にお約束ですが、今後もドラマ、映画と活躍して大女優と呼ばれるようになることを期待しています。
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