テレビドラマや映画などで活躍されている佐藤浩市さんですが、コメディ系のものからシリアス系のものまで幅広いジャンルの作品に出演されて、人々を魅了しているイメージがありますね。
日本アカデミー賞をはじめ、本当に数々の賞を獲得されています。
そんな佐藤浩市さんの演技は世間でどう評価されているのか調べてみました。
演技の評判
筆者もひねくれているところがあり、佐藤浩市の演技下手なコメントなどを少しでもピックアップできたら、などど思って調べましたが、皆無でした。
改めて「名優」と再認識させられた評判の良さでしたね。素晴らしい俳優さんです。
Fukushima 50
2011年の東日本大震災と福島原子力発電所の事故をもとにした門田隆将さん原作の「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を映画化したものです。
マグニチュード9.0、震度7.0という驚異的な地震が太平洋からの巨大津波を引き起こし、福島第一原子力発電所を襲いました。
そこで作業に当たった地元の作業員に焦点を当て、かつて誰も経験したことのない命がけの作業・作戦を描いています。
佐藤浩市さんはこの中で1.2号機の当直長である伊崎利夫を演じています。
あの悲惨な事件現場を前にして、時に冷静に現場を指揮し、時に情熱的に仲間を鼓舞する演技で数多くの人々を感動させてくれました。
評判も肯定的な意見が目立ちました。
「静の部分と動の部分のメリハリがきいていて、非常に迫力のある演技だった」
「普段のダンディな冷静さからの熱い部分がとても印象に残った」
以上のような、普段のテレビのイメージと一味違った熱い部分が印象的だったという意見が多かったです。
やはり素晴らしい俳優さんですね。
ザ・マジックアワー
ギャングのボス天塩の愛人マリに手を出してしまった、妻夫木聡演じる備後。
究極のピンチな状況で、天塩が出した唯一の条件が幻の殺し屋デラ富樫を連れてくること。
この状況で備後は、なんと偽の映画監督になりすまし、無名の俳優である、佐藤浩市さん演じる村田大樹にデラ富樫を演じさせることにする。
という非常にシリアスな状況の中でのコメディーです。
この中で、佐藤浩市さんは幻の殺し屋を一生懸命演じる訳ですが、そのかみ合ってそうで微妙にかみ合ってないというかけあいが非常におもしろく、俳優としての能力の高さを伺えます。
「佐藤浩市が本当にすごい」
「表情の一つ一つにONとOFFがあってさすが大御所」
「佐藤浩市の演技が素晴らしかった。売れない俳優を全力で演じる一流俳優」
以上の評判では、全体的に肯定的な意見が目立ちました。
やはりONになったときのおもしろさだけでなく、OFFのときもその役柄の味をうまく表現されている、まさに名俳優といった評判です。
鍵のかかった部屋
悪の教典などが有名な貴志祐介の人気ミステリー小説「防犯探偵」が原作の連ドラ。2012年放送。
内容は本格的な密室もので、佐藤浩市は原作にはない企業専門の弁護士という固そうな役どころですが、完全にコメディリリーフ(深刻な物語の中に、緊張を和らげるための滑稽な登場人物)でした。
主演で探偵役の大野智とユニークあふれる掛け合いが絶賛されていましたね。
「佐藤浩市のはじけすぎずとぼけすぎないコミカルな演技が絶妙」
「冷静で無表情の大野くんに対して佐藤浩市ならではのツッコミが面白すぎた」
「出たよ、出ちゃったよ。今言えよ!すぐ言えよ!ここで言え・・・の決め台詞が最高」
シリアスな演技は凄いとわかってはいましたが、コミカルな演技もかなり評判が良いのには意外でした。
佐藤浩市のプロフィールなど
- 生年月日:1960年12月10日
- 出身地:東京都
- 身長:182cm
- 血液型:A型
父は言わずと知れた名優「三國連太郎」。
1980年に大岡昇平の推理小説が原作でNHKのドラマ「続・続事件」でデビュー。
その後は非常に数多くの映画やドラマに出演し、もはやわが国を代表する俳優といっても過言ではありません。
出演作はウィキペディアで数えたところ当記事公開時点で、実にドラマ97作品、映画116作品にのぼります。
まとめ
出典:マイナビニュース
今回は佐藤浩市さんについて調べてみましたが、やはり人気がありまさに名俳優といった評判でした。
調べていく中で、「お父様を超えた」という声が多くありました。
その評価に値するくらい、ザ・マジックアワーのようなコミカルなものからシリアスで重厚な役柄まで幅広く演じ切り、人々を魅了する素晴らしい俳優さんだということが分かりました。
今後も目が離せない俳優さんの一人ですね。
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