スマホ本格シミュレーションゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」やってみた

ついに、あのファイアーエムブレムがスマホに登場！なんてベタな文句を言いたくなるほど、満を持してのリリース。さて、スマホでも面白さは健在でしょうか？

ファイアーエムブレムってこんな感じのゲーム

もう説明不要、という方も多いとは思いますが、簡単に。1990年に1作目「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」をリリース。

文字通り大ボス暗黒竜との戦いを描いた大作でした。ファミコンです。シミュレーションRPGというジャンルはおそらくこのゲームが始まりだと思います。

当時CMで、手ごわいシミュレーションというフレーズがありましたが、たしかに難易度は高め。何といってもキャラが倒されたら、もう本当にいなくなってしまいます。

そのため主要キャラが倒された日には、リセットボタンを押しセーブしたところからやり直すのが通例となりました。考えてキャラ動かさないとフルボッコされるゲームです。

その後続編が様々なハードでリリースされました。おそらく10作以上あるのではないでしょうか。ドラクエ、FFなんかと並ぶビッグネームといって過言ではないでしょう。

スマホのファイアーエムブレムはどうなの？

当然ながら従来のファイアーエムブレムとは異なる部分があります。それが良化なのか劣化なのか、ですが、うまくスマホ用にアレンジしていると感じました。

ホーム画面

下のメニュー部分は、左から「ホーム」「バトル」「仲間」「ショップ」「その他」。スマホRPGお約束の画面構成って感じですね。

キャラ編成画面

いわゆるパーティを編成する画面。4人パーティでフレンド枠などはありません。キャラを長押しするとステータス画面になります。

ステージ画面

ホーム下のメニュー「バトル」をタップするとこの画面に。一番上の「スペシャルマップ」はイベント系のステージ。その下が「ストーリーマップ」。

そして「闘技場」「修練の塔」。一番下は？？？。おそらく進行すれば解放されるのでしょう。修練の塔はキャラの育成素材がドロップするステージです。

バトルマップ

よくシミュレーションゲーを説明するときに、FE系と言いますが、本家です。で、ファイアーエムブレム経験者ならちょっと驚くかもしれませんが、マップはスクロールしません。

つまり、この表示されている範囲がすべて。このステージの全マップなんです。スマホでのプレイスタイルを考えてのことでしょうけど、思い切りましたね。

筆者感想

個人的には、上手にアレンジしているという印象です。所々でファイアーエムブレムファンが懐かしむ演出もありますし。難易度も歯ごたえあります。

相変わらず考えて攻めないとやられますが、倒されてもキャラはロストしません。ただし、そのステージでの経験値は無いことになってしまいますが。

スマホゲーらしくオートモードもあります。ありますが、あまり頭よくありません。物理防御が低い魔法系キャラでも平気で敵軍の真ん中突っ込んでいきます。

ある程度レベル差がないとオートだと厳しいですね。でも、マニュアル操作でも全然いけます。煩わしさゼロのまさに快適操作。さすがです。

最後に一番うれしかったのがレベルアップ時の演出。文章では説明できませんが、ファンファーレとステータスが1ずつポンポンポンと上がるアレです。往年のファンならわかりますよね。