スマホゲームで人気のシャドウバース(SHADOWVERSE)がDMM GAMESでリリースされ、PCでプレイできるようになったので早速プレイしてみました。
こんな感じのゲームです
カードを集めデッキを構築して相手のカードや本体(プレイヤー)を攻撃する、いわゆるトレーディングカードゲームの一種と思っていいと思います。
トレーディングカードって名前くらいしか知らない方はピンとこないでしょうから、チュートリアルまでのプレイを録画したので見てください。
ちょっとカクカクしていて画質がアレですが、ゲームの流れはわかると思います。もちろんですが、実際の演出等はもっとスムーズなので。録画状態が悪くてすいません。
インストール必要です
DMMのゲームってブラウザゲーが多くて、というよりブラウザゲームしかないと思ってましたが、シャドウバースはブラウザじゃありませんでした。
ブラウザとは、IE(インターネットエクスプローラー)とかクロームなどのインターネットブラウザのことを指していて、ブラウザゲームとはブラウザ上でプレイできるゲームのこと。
シャドウバースはゲームプレイヤーをダウンロードして、それにゲームをインストールします。正直、長かったですね。プレイヤーのDLは1~2分でしたが、ゲームのインストールは体感ですが10分くらい。
まぁ、私のネット環境が良くないせいもあるかもしれません。PCスペックも大したことないですし。にしてもちょっと長く感じましたね。
グランブルーファンタジーと同じとこ
このシャドウバースも金爆が出ているテレビCMやってましたが、大々的にCM流しているグランブルーファンタジーのCygamesのゲームです。
そしてもう一つサイゲームスの代表作といえば「神撃のバハムート」。ガラケー時代からのゲームなので、知らない人もいると思いますが。
シャドウバースの世界観は、この神撃のバハムートを元に造られているとのこと。同じキャラクターなんかもいるらしいですよ。
このように大手(たぶん)が製作に携わってだけあって、ただのカードゲームとは思えないクオリティ。近年のスマホRPG並みの演出が随所に見られます。
ハースストーンのパクリ?
ハースストーンとは、世界的に人気のカードゲーム。ギャザリングや遊戯王といったリアルなカードではなく、シャドウバースと同じデジタルコンテンツのゲームです。
名前は聞いたことありましたが、プレイしたことがないので、ハースストーンプレイヤーの知人に聞いたところ、プレイ人口はなんと5000万人。プロも存在し、大会賞金総額は軽く億を超えるのだとか。
外国産なので日本ではあまりなじみがないですよね。日本国内の規模は知りませんが、知人いわく「アジア圏内のサーバーでも日本人にあたるのはめずらしく、ほとんど中国か韓国のプレイヤー」とのこと。
そんな世界規模のゲームなんですが、シャドウバースのシステムがハースストーンにそっくりなんです。ということで、YouTubeにハースストーンのプレイ動画があったので見てみました。
たしかにシステムは似ていますし、これマネしたんだな、と感じます。しかし、別物と言えば別物。インターフェイスや演出は大きくアレンジしてますよね。
システム的にも大まかには似ていますが、細部は結構異なります。なのでゲーム性も別物といっていいでしょう。個人的にはシャドウバースのほうが、とっつきやすくて好印象。美女も多いし。
見た目は向こうはシンプルで大人っぽく、こっちは子供っぽいとも感じ、ルールはハースストーンのほうが若干シンプル。どっちが優れているとかは無く、好みの問題だと思います。
各リーダーの特徴
ハースストーンにもあるのですが、デッキ構築における大きな要素であるリーダーという概念があります。チュートリアルのプレイ動画では、あまり説明されてないので、簡単に紹介程度で。
シャドウバースはストーリーモードみたいなのがあって、カードキャラではない物語の登場人物が多く設定されており、その中の7人がバトルのリーダーに設定されています。
それぞれ特徴があり、使えるカードが異なります。どのリーダーでも使えるニュートラルというカードもあるのですが、メインは各リーダーのコンセプトにあった特性のカードでデッキを構築することになります。
エルフ(アリサ)
低コストのカードをバンバン場に出して数で勝負、みたいなリーダーです。カード単体で見ると強力なのは少ないですが、複数のカードでコンボを決めるといった戦術が主になるでしょう。
ロイヤル(エリカ)
一番王道な感のあるリーダー。兵士タイプと呼ばれるカードが多くあり、その兵士の能力を強くできる指揮官カードで強化。そして攻撃するというファイター的な戦い方がメイン。
ウィッチ(イザベル)
いわゆる魔法使い。とにかくスペル。魔法、呪文の類ですね。スペルカードを駆使して戦うリーダーです。スペルを出すと威力が上がるスペルバーストという能力があるので、ためて終盤ドカンという長期戦向け。
ドラゴン(ローウェン)
エルフとは逆で、高コスト・高ステータスのカードが多いリーダー。コストの高いカードは序盤出せませんが、PPを増やせるカードがありますので、貯めてから強いカードでゴリ押しするという戦いをします。
ネクロマンサー(ルナ)
場に出たカードは、倒されたり使用済みになると墓場に貯まります。ネクロマンサーはその墓場のカードを再利用する能力を持つリーダー。カードも強力なものが多いです。
ヴァンパイア(ユリアス)
体力が10以下になると途端に強くなるカードを多く持つ、ちょっと特殊な能力を持つリーダー。体力を調整しながら戦うので初心者には向いてないかも。
ビショップ(イリス)
守護や回復の能力を持つカードが多い守りのリーダー。守護とは攻撃をすべて受け、リーダーや他カードに攻撃させない能力。アミュレットも豊富で上級者向けだと思います。
プレイした感想
実はこのような本格カードゲームは他にもいくつかプレイしましたがすぐに飽きてしまい、まともにプレイしたことがなかったんです。
この類のゲームって、導入部分というか序盤が面白くない傾向にあると感じませんか?少なくとも私は、はっきり言ってカードゲーはつまらないと思ってました、
デッキが充実してきて、戦略を駆使して勝利し、さらなる強化をすべくより強いカードを求める、みたいな楽しさを感じる前に飽きちゃうんですよね。
という先入観バリバリでプレイしたのですが、シャドウバースはストーリーや演出のクオリティが高いためか、全然入っていけました。
キャラはもう少し硬派というか、シリアスな感じが好みなのですが、まあ全然許容範囲です。システムが硬派ですし、それに対する不自然なほどの美女の多さが逆にいいのかもしれません。
他のカードゲームより、ストーリー・キャラクター・演出が優れているので、非常にプレイしやすいです。それでいてシステムは本格的。おかげでやっとカードゲームの面白さ、奥深さが実感できました。
私のように本格トレーディングカードゲームを敬遠してきた方も、すんなりプレイできると思いますので、ぜひプレイしてみてください。
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